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ご挨拶

廣池学園へのご支援のお願い


 日頃から麗澤教育に格別のご理解とご支援を賜り、心から厚く御礼申し上げます。
 まずは令和6年元旦に発生した能登半島地震により被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。能登半島の美しい景色や豊かな自然、そしてその地に住む人々の温かさを思い起こし、この災害がもたらす苦難を乗り越え、再び笑顔が戻る日が訪れることを念願しております。
 さて、廣池学園は、創立者・廣池千九郎の教えである「知徳一体」を教育理念に掲げ、世界から信頼され尊敬される真の国際人の育成を目指し、創立以来80年あまりの歴史を積み重ねてきました。
 今日、麗澤教育が少なからず社会から評価を得ていますのは、先人・先輩のご尽力や卒業生諸氏のご活躍、また保護者や関係者の皆様のご協力の賜物であり、深く敬意を表しますとともに衷心より感謝を申し上げます。
 ポストコロナやロシアによるウクライナ侵攻などの激動の時代を迎えた今、世界は大きな転換期を迎えています。一方で、本学卒業生が多様な分野で活躍し、日本および世界の未来を担う重要な存在として貢献されていることは誠に喜ばしい限りです。
 2024(令和6)年4月より、新たな時代の幕開けとして、麗澤大学は日本初となる「ファミリービジネス専攻」を有する経営学部と、「情報システム工学専攻」「ロボティクス専攻」の2つの専攻を設ける工学部をスタートいたしました。これによりモラロジー(道徳科学)を根幹とする文理融合の総合大学へと発展を遂げ、世界からますます必要とされる有為な人材の育成に尽力してまいります。
 これらの取り組みは、社会の変化に対応し、新たな価値を創造するための重要な一歩となります。将来の日本や世界を担うリーダーやイノベーターを育て、持続可能な社会の実現に寄与するため、廣池学園はさらなる進化と発展を目指し、挑戦を続けてまいります。
 過日、皆様へ「麗澤教育充実資金」募金のお願いをいたしましたところ、麗澤各校の卒業生の皆様や在学生および保護者の皆様をはじめ、公益財団法人モラロジー道徳教育財団維持員の皆様、並びに麗澤教育にご賛同いただく皆様から多大なるご支援を賜りましたこと、改めて厚く御礼申し上げます。皆様から頂戴いたしました貴重な浄財は、“麗澤教育への応援資金”として今後も有効に活用させていただきます。
 今日の社会経済情勢の中、度重なるお願いで誠に恐縮ではございますが、皆様には引き続き格別なるご高配を賜りますようお願い申し上げます。

学校法人 廣池学園
理事長 廣池 幹堂