麗澤大学
変化の時代に世界を切り拓く
世界と地域に貢献する「品格あるグローバル人材」を育む
麗澤大学学長 徳永 澄憲
国際紛争の拡大と新型コロナウイルスの流行といった世界的不安、ICT技術に代表されるテクノロジーの急速な変化など、社会は大きな変革を前にした混沌の最中にあります。いま社会が必要としているのは、混沌を切り拓き、新たな時代を創っていく人材です。
変化の激しい時代を力強く生き抜くために必要な「生涯学び続ける力」を身に着ける基盤教育として、本学は「麗澤スタンダード」を展開しています。「グローバル教育」「道徳教育」「データサイエンス教育」「キャリア教育」の4つの柱からなり、アクティブ・ラーニングを通して主体的に学問と向き合いながら、専門教育を学ぶための基盤、多様性への理解力、そして麗澤大学の学生らしい教養と思考を身につけます。これらの学びには、学生の未来を切り拓くとともに、社会をより良く変えていく確かな価値が込められています。
そして、2024年4月に「工学部」と「経営学部」を新設し、5学部体制の総合大学に進化します。工学部は、「情報システム工学専攻」「ロボティクス専攻」を設け、デザイン思考を中心に据え、デジタル技術を駆使して課題を解決する工学教育を展開します。社会や人が直面する課題の本質を見据えた、未来の幸福に寄与する「愛ある工学」が始動します。経営学部は、実学にこだわり、身につけた技術や知識を活かすことができる教育を提供し、社会的課題をデザイン思考で解決できる人材育成を目指します。